ネイマールの去就に影響も? バルサ時代に師事したL・エンリケのパリSG監督就任が濃厚に

2023年06月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

残すは細かな条件面のみ。来週中にも正式発表か

14年から3シーズン、バルサでネイマールを指導したL・エンリケ。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンの新監督人事がネイマールの去就に影響を及ぼすかもしれない。

 フランス紙『L’Equipe』は6月18日、パリSGは22-23シーズンの指揮を執ったクリストフ・ガルティエ監督の解任し、元スペイン代表監督のルイス・エンリケを招聘するべく、交渉は最終段階に入っていると報じた。

 同紙によれば、パリSGは前バイエルン監督のユリアン・ナーゲルスマンと直前まで交渉を続けていたが、最終的に破談となったため、L・エンリケにターゲットを変更したという。

 さらにパリSGのナセル・アル・ケライフィ会長、強化部門の責任者であるルイス・カンポスの両名も招聘にゴーサインを出していて、契約内容は2年+1年間の延長オプションになると見られている。

 L・エンリケも監督就任に前向きで、細かな条件面で折り合いがつけば来週中にも正式発表されると伝えている。

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 ここで注目されるのがネイマールの去就問題だ。同紙によれば、L・エンリケは監督就任に際し、今夏の補強に関する発言権を要求しているという。

 直接的な言及はまだないものの、L・エンリケが3冠を達成したバルセロナ監督時代に主力だったネイマールの残留をクラブに求める可能性は十分にある。

 同紙もパリSGが招聘可能な監督候補の中で、ネイマールの能力を最大限に引き出せる指揮官だと伝えている。

 マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、アル・ヒラル(サウジアラビア)への移籍が囁かれるネイマールだが、23-24シーズンもパリSGでプレーすることになるのか。今後の展開から目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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