5ゴールが飛び交う壮絶戦! 千葉決勝は市立船橋が流経大柏との“横綱対決”を辛くも制して30回目の本大会行き!【総体予選】

2023年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

終盤、流経大柏が1点差に詰め寄り猛攻も…

市立船橋(右)と流経大柏(左)の頂上決戦は前者に軍配が上がった。写真:梅月智史

 2種年代最高峰の戦い"U-18高円宮杯プレミアリーグ"のEASTに所属する流経大柏と市立船橋が顔を合わせたインターハイの千葉県予選決勝は、立ち上がりからスコアが動いた。

 高い位置からプレッシャーを掛ける流経大柏に押し込まれる時間帯が続いた市立船橋だったが、前半8分にファーストチャンスを得る。左サイドを打開すると、最後はFW久保原優心(2年)が押し込んでリードを奪った。その後も流経大柏に苦戦を強いられるなか、今度は19分にエースのFW郡司璃来(3年)が魅せる。ロングフィードに抜け出すと、相手CB を2度外して、右足で逆サイドネットにシュートを流し込んだ。

 以降は落ち着きを取り戻し、徐々に市立船橋がボールを繋いで攻撃に出る回数が増える。36分に流経大柏のFW柳裕晋(3年)に1点を返されたが、前半を2−1で終えた。
 
 後半に入っても、一進一退の攻防が続く。市立船橋はショートカウンター主体で仕掛けていくと、後半28分に久保原が追加点。勝利に大きく近づく3点目を奪った。しかし、最終盤は流経大柏の怒涛のパワープレーに遭い、後半37分にCB塩川桜道(3年)に高打点のヘッドから1点を返されてしまう。

 それでもなんとか凌ぎ切った市立船橋が、3-2でライバルを下して全国行きを決めた。インターハイ本大会出場は、2年連続30回目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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