獲得噂の旗手怜央はトッテナムに不要?OBが見解「エクセレントだったが…」

2023年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「惹かれるのは疑いない」

トッテナムから移籍が注目されている旗手。(C)Getty Images

 新監督の愛弟子引き抜きが話題となるのは当然だ。だが、最も重要なのは、クラブにとって必要な人材であるかどうかなのは言うまでもない。

 トッテナムはセルティックから招いたアンジェ・ポステコグルー監督が就任したことで、古橋亨梧や旗手怜央の獲得が注目されている。だが、セルティックの宿敵レンジャーズやトッテナムのOBである元スコットランド代表のアラン・ハットンは、トッテナムに旗手は不要との見解を示した。

 シーズン途中にアントニオ・コンテ元監督を解任したトッテナムは、今季のプレミアリーグで8位に終わった。だが、世界最高峰とされるリーグにおいて上位を競うチームであることは変わらない。

 そのチームの指揮官に就任したのが、自分をよく知る監督であれば、ステップアップするのに適した新天地とも言えるだろう。

 ハットンも『Football Insider』で「惹かれるのは疑いない」と、旗手がポステコグルーを追ってトッテナムに行くことを望んでも不思議ではないと話した。

「トップ4、トップ6に入るチームだ。関心を抱くのは当然だろう」
 
 そのうえで、ハットンは「トッテナムが必要としているタイプではないと思う。彼らに必要なのは、もっと攻撃的で、ジェームズ・マディソンのような10番タイプだと思う」と続けている。

「ハタテはエクセレントだった。だが、今の彼らに必要な選手ではないと思うというだけだ」

 ポステコグルーの就任で旗手にも注目していると言われるトッテナムだが、日本代表MFの獲得に本格的に動くのか。この夏の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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