久保建英への賞賛が鳴り止まない。

　森保ジャパンが６発圧勝を飾った６月15日のエルサルバドル戦で、久保は１ゴール・２アシストと圧巻のパフォーマンスを披露する。開始１分に正確なFKで谷口彰悟が決めた先制ゴールをお膳立てすると、25分に難しいシュートをねじ込んでチームの３点目を奪取。60分にも華麗な股抜きのパスで、中村敬斗の代表初ゴールを演出してみせた。

　ブラジルの大手メディア『Globo』は「主役となったクボ、日本代表に欠けていたもの」と題した記事を掲載。「レアル・ソシエダのMVPに選ばれたクボは、ついに日本代表でも決められることを示し、親善試合でエルサルバドルを６－０で破る勝利に導いた」と賞賛した。

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「もしかしたら、この試合はクボが代表チームの主役になる出発点になったのかもしれない。このMFはスペインで素晴らしいシーズンを送った（レアル・ソシエダの年間最優秀選手に選ばれた）が、ワールドカップでは鎌田大地と並んで物足りなさを残した選手の一人で、日の丸をつけたほとんど他の試合でそうだった」 

　同メディアは「彼はもう少しでゴール、もう少しでアシスト、もう少しで素晴らしい動き、というのが多かった。しかし、この日は違った。見事に日本の攻撃を牽引して、１ゴール・２アシストを記録し、この試合最高の選手となった」と賛辞を続けている。

　代表２点目を奪った久保。決定的な仕事する場面はますます増えていくはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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