ナポリは６月15日、リュディ・ガルシアの新監督就任を発表した。

　2022－23シーズンに33年ぶりのスクデットを手にしたナポリは、シーズン終了後にルチャーノ・スパレッティ監督が退任。その後任に、かつてローマは率いた経験のあるガルシア監督に白羽の矢を立てた。

　アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、「この10日間で決まった。ガルシア監督の就任を発表できてうれしく思う。心から歓迎したい」とコメント。

　ガルシア監督も自身のSNSで、「ナポリのプロジェクトにかかわることができ、そしてイタリアに戻ることができて本当にうれしい。これまでにないほどのやる気と野心を抱いている」と決意を語っている。
 

　フランス人のガルシア監督は1964年生まれの59歳。13－14から３シーズンにかけて率いたローマでは１、２年目に２位に入ったが、３年目は19節後に解任。その後を引き継いだスパレッティ監督がチームを立て直し、ローマは３位でフィニッシュしている。

　当時とは逆に、スパレッティの後を継いだガルシア監督が、イタリア王者をどんなチームに仕上げるのか注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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