パリ・サンジェルマンのキリアン・エムバペが、イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』の独占インタビューで、退団したリオネル・メッシについて語った。

　パリSGのファンからたびたびブーイングを浴びせられたメッシは、MLS移籍を明らかにしている。

　エムバペは「サッカーの歴史で最高の選手になり得る人だ。メッシのような選手がいなくなるのは、決して朗報にならない」と述べた。

「個人的には、多くの人がメッシ退団にこれほど安堵する理由が理解できないね。メッシだよ。リスペクトしなければ。それなのにフランスでは彼にふさわしい敬意が払われなかった。残念だ。でも、そうなってしまった。彼の穴を埋めるためにできることをしなければいけない」

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　クリスティアーノ・ロナウドがサウジアラビアに行き、メッシはアメリカに向かっている。サッカー界はエムバペとアーリング・ハーランドの時代になったということなのか。

　この質問には「そういうとらえ方をするべきではない」と話した。

「メッシやロナウドのような２人があれだけ長くこんなレベルで続けるなんて、50年に一度あるかどうかだ。僕たちは特別な時代を生きたんだよ。僕は幸いにもクリスチアーノと対戦し、レオとは対戦もし、一緒にもプレーした。彼らは本当に特別だ。彼らからはたくさん学んだ。特にこの２シーズン、メッシからね。彼らはサッカーの歴史をつくった人たちだ。永遠だよ」

　自身もすでにサッカーの歴史に名を残したエムバペは、メッシやロナウドのような長期間にわたって世界を支配できるのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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