国内で合宿中の日本代表は６月13日、活動２日目のトレーニングを公開。練習後に取材に応じた遠藤航は、キャプテン就任を明かした。

　日本代表のキャプテンは、カタール・ワールドカップまで長年、吉田麻也が務めていたものの、第二次森保ジャパンでは未招集。

　３月シリーズで暫定的にキャプテンマークを巻いていた遠藤が、この度、正式に新キャプテンに就任する運びとなったようだ。

　森保一監督から打診を受けた遠藤は、これを快諾。12日のミーティングで所信表明も行なったという。
 

　遠藤は「クラブや世代別でもやらせてもらっているが、このA代表でキャプテンを務めるのは、また特別なものがこみあげてくる。ただ、自分にできるのは、今までどおりやること。それにプラス、チームでどうやればもっと成長していけるかを常に考えないといけない」と表情を引き締め、選手たちにはこう伝えたという。

「まずは（チーム内の）競争に勝たないといけないが、やっぱり次のワールドカップで結果を残すためにやらなければならない」
「ここに来たからには、初めて（代表に）入るとか、前回入れなかったとか、ベテランだとか関係なく、この先、日本代表が、どうやったらワールドカップで優勝できるのかを考えて行動してほしい」

　３月の２試合ではウルグアイ（△１－１）、コロンビア（●１－２）と未勝利に終わった第二次森保ジャパン。新キャプテンのもとで迎える６月のエルサルバドル戦、ペルー戦で初白星を挙げられるか。

取材・文●渡邊裕樹（サッカーダイジェスト編集部）

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