本田圭佑の独特解説やマルチアングル映像が話題!『ABEMA』のカタールW杯中継が放送アワードを受賞

2023年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「Excellence Award for Sports Broadcasting」を受賞

『ABEMA』のカタールW杯中継で解説を務めた本田圭佑。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

「新しい未来のテレビ」として知られる『ABEMA』が、サッカー放送で映えある賞を受賞した。「Asia-Pacific Broadcasting+ Awards 2023」において、テレビ朝日とタッグを組んだカタール・ワールドカップの取り組みが、「Excellence Award for Sports Broadcasting」に選ばれたのだ。

「Asia-Pacific Broadcasting+ Awards 2023」は、1983年より放送・マスメディア業界における情報発信を続けてきた「Asia-Pacific Broadcasting+」が初めて開催したアワード。アジア太平洋地域の放送業界にて卓越した功績を残した放送業者やメディアを称えるイベントだ。

 そのアワードで『ABEMA』は、カタール・ワールドカップの全64試合の無料生中継を実現する中で、安定かつ高品質な映像をはじめ、マルチアングルのカメラ映像や追っかけ再生、マルチデバイス対応などを通じて、スポーツの新しい視聴体験を提供したと評価され、「Excellence Award for Sports Broadcasting」を受賞した。
 
 ワールドカップに向けたプロジェクトで『ABEMA』は、元日本代表MFの本田圭佑をゼネラルマネージャーに起用。その本田は日本戦や決勝戦で現地解説を務め、その独特な語り口が大きな話題となる。その効果もあってグループステージ3戦目の日本vsスペイン戦、コスタリカvsドイツ戦が開催された昨年12月2日の視聴者数は、開局史上最高の1700万を突破するほどだった。

 また、特別番組『FIFA ワールドカップ64』や日本代表選手独占インタビュー番組『THE VOICE』の放送をはじめ、全国でのパブリックビューイングの無料開催、ツイッターでの取り組みなど、様々な形で大会を盛り上げた。

 カタール・ワールドカップ後も『ABEMA』は、プレミアリーグやブンデスリーガの中継が好評で、さらにMLB、格闘技、大相撲など多数のスポーツを放送。映えあるアワードを受けて同局は、「今後も『ABEMA』ならではの新しいスポーツ観戦体験を通し、そこから新たなスター選手が誕生するきっかけや、業界のさらなる発展に寄与できるよう、魅力的なスポーツコンテンツの提供に努めてまいります」とコメントを発表している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】実況・寺川アナが明かす「本田解説」の舞台裏
 

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