古橋&旗手獲り噂のポステコグルー率いるトッテナム、ついに補強第1号へ。マンUとの競争制すも…金銭面で難航の模様

2023年06月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

フランス代表歴代最多キャップを誇る36歳の退団が有力

日本人5選手を擁するセルティックからトッテナムへ移籍したポステコグルー監督。(C)Getty Images

 古橋亨梧や旗手怜央をはじめ、セルティック時代の愛弟子の獲得が囁かれているが、まずはGKがアンジェ・ポステコグルー新監督の補強第1号となりそうだ。

 英紙『Mirror』は6月12日、トッテナムがマンチェスター・ユナイテッドとの獲得競争を制し、ブレントフォードの守護神ダビド・ラジャと条件面の話し合いを順調に進めていると報じた。

「27歳のラジャは、アントニオ・コンテの後任を探す長い調査の末、先週スパーズの新指揮官に就任したアンジ・ポステコグルーにとって、最初の契約となる予定だ。このスペイン代表選手は、同胞であるダビド・デ・ヘアの競争相手の獲得に熱心なユナイテッドへの移籍が噂されていた」

 ただ、金銭面で難航しており、一筋縄ではいかないようだ。

「ユナイテッドのほかチェルシーが状況を監視しており、ブレントフォードは4000万ポンド(約70億円)の値札にこだわっている。しかし、スペイン人選手との契約が残り1年である点を考えると、トッテナムはその要求に応じないのが現状だ。一方、ラジャは2月に『ヨーロッパでプレーしたいし、タイトルを獲得するために戦いたい。自分はそういう試合でプレーできる』と語っている」
 
 なお、トッテナムの正守護神は、フランス代表歴代最多キャップを誇るユーゴ・ロリスが長年務めてきた。現在は負傷中のなか、36歳のベテランは先日に退団の意思を明らかにしている。

「クラブにとっても、僕にとっても、重要な瞬間に差し掛かっている。1つの時代の終わりだ。だけど、まだトッテナムとの契約が1年あり、サッカーでは常に何が起こるかの予想が困難な事実を忘れてはいない。今必要なのは怪我からの回復だ。休暇中だが、対話やトレーニングは続けている。目標は7月にトップに立つことだ。未来がどうなるかはそれからだ」

 クラブ歴代最多ゴールを誇る絶対エース、ハリー・ケインの退団も取り沙汰されており、ポステコグルー・トッテナムの今夏の動きから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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