元日本代表FWの岡崎慎司がWOWOWの番組『中村俊輔プレミアムトークセッション 岡崎慎司と見据えるサッカーの最先端と欧州最高峰の舞台』で、「トップレベルで活躍できる日本人選手」について言及した。

　欧州ではドイツ、イングランド、スペイン、ベルギーの４か国を渡り歩き、レスターでは"奇跡のプレミアリーグ制覇"に貢献したベテランストライカーは、世界最高峰のチャンピオンズリーグ（CL）に関してこう述べた。

「レギュラーで出続けていて、主力を張っている（日本人）選手であれば、チャンピオンズリーグでやっても絶対できる。それなりには。そういう立ち位置でチームにいることがまずCLで活躍する条件」

　そして、「トップレべルで活躍できる日本人」というテーマについて、「三笘（薫）か久保建英がいまの時点ではそこに近づけるかな。鎌田（大地）もそうですけど」と３人の名前を挙げ、こう続けている。
 

「タイプ的には三笘かな。ビッグクラブに行ってもやれる。スピードと緩急はヨーロッパの中でも貴重なんで。どこのチームでもほしい。もう一個ステップアップする三笘を見たい」

「０から100（のスピードへの加速）は持っている奴しか（できない）。例えば、永井謙佑とか日本でも速い奴がいますけど、０から100ではないじゃないですか。伊東純也も０から100タイプじゃない。それは貴重かなと思いますね、三笘は」

　岡崎が「自分もスピードとドリブルがあったらもっと上に行けていたと思います」と話すと、中村俊輔氏も「そりゃ、俺も思うよ。みんな思うよ」と反応。日本代表で活躍した２人も、ブライトンでブレイクした26歳を羨望の眼差しで見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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