アルビレックス新潟は６月11日、J１第17節で京都サンガF.C.と対戦し、１－３の敗戦。悔しい結果に終わったが、伊藤涼太郎が魅せた圧巻プレーに反響が集まっている。

　ベルギー１部シント＝トロイデンに完全移籍する伊藤にとって、新潟でのラストマッチとなった一戦。25歳アタッカーは序盤から積極的にシュートを放ち、鋭いスルーパスで好機を創出するなど、存在感を示した。

　62分には、ペナルティエリア左手前で横パスを受けると、細かなタッチのドリブルで相手２人をかわして右足を振り抜く。ゴール右上の絶妙なコースに飛んだ強烈なシュートは、相手GKの好セーブに阻まれたものの、さすがの個人技で見せ場を作った。
【動画】「すげぇ！」伊藤涼太郎が個人技で持ち込んだチャンスシーン！

　このシーンを、試合を配信したDAZNが公式ツイッターで「これぞ伊藤涼太郎というドリブル＆シュート」と題してアップロード。これにはファンからも「すげぇ！」「バケモン」「ここから枠飛ばすあたりやっぱ格が違う選手なんすよ、、」といった絶賛の声が上がった。

　さすがのパフォーマンスを披露した伊藤。試合後には退団セレモニーが行なわれ、スタンドに「新潟から世界へ！伊藤涼太郎ありがとう」「新天地で頑張れ」といった横断幕が掲げられるなど、サポーターは温かい雰囲気で送り出した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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