欧州の各国リーグが閉幕したこのタイミングで、ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は主要リーグの「推定市場価格」を更新している。

「推定市場価格」とは、選手の能力や実績、年齢、過去の移籍例などを総合的に判断して弾き出される評価額で、移籍マーケットにおける"市場価値"を示す指標として定評がある。

　６月９日にはベルギーリーグでプレーする選手が一斉に更新され、１年目で得点ランキング２位の22点（40試合）を挙げたサークル・ブルージュの上田綺世が、350万ユーロ（約５億2000万円）から600万ユーロ（約９億円）に大幅アップした。

　22年６月の時点では150万ユーロだっただめ、１年で４倍（300％）も急騰した計算になる。
 

　同サイトの日本語版は、ベルギーリーグの担当者バート・タムスン氏のコメントを紹介している。

「後半戦のパフォーマンスは、本当にスター的だった。ベルギーのエキスパートたちは、サークル・ブルージュは上田をキープすることができないので、もっとレベルの高い国外のクラブに移籍させるだろうということで意見が一致している」

　24歳の日本代表ストライカーは来シーズン、どこでプレーしているのか。注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】今季22点目も圧巻！上田綺世の豪快ボレー弾