「不調で思うような姿は見られず」中島翔哉、本拠地デビュー戦で15秒レッド、0得点0アシストのトルコ1年目を現地メディアが酷評。市場価値は4年で35億円の下落、来季は古巣復帰か

2023年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トルコで不満を抱いていると言われている」

トルコ1年目は先発6試合に終わった中島。(C)Getty Images

 トルコのアンタルヤスポルに所属する中島翔哉の1年目を現地メディアが酷評した。

 ポルトからアンタルヤスポルへ加入した日本代表の元10番は、2試合目となった本拠地デビュー戦で途中出場すると、なんと15秒(記録上は2分)でレッドカードを受けて退場。その後もインパクトを残せず、リーグ戦15試合(スタメンは6試合)で0得点・0アシストに終わった。

 トルコメディア『Ajansspor』は、そんな28歳について「思うようなパフォーマンスが見られなかった。負傷と不調で、あまり幸運を見つけることができなかった」「ゴールに貢献できなかった」とこき下ろした。

 また、退場については「日本人サッカー選手のキャリアは非常に興味深いスタートだった」と伝えている。
 
 契約は来シーズンまでとなっているが、今後の去就については「古巣への憧れを抱いている」と、かつて2度に渡ってプレーしたポルトガルのポルティモネンセへの復帰を希望していると指摘した。

 この点については、ポルトガルメディアの『Portugal Residen』も「現在はアンタルヤスポルでの活躍がほとんど見られないトルコで不満を抱いていると言われている」とし、「ナカジマの(ポルティモネンセへの)ローン復帰が可能性の一つとして考えられる」と報じている。

 移籍専門サイト『transfermarkt』が6月8日に更新した市場価値は160万ユーロ(約2億4000万円)。19年の5月、当時の日本人最高記録を更新した2500万ユーロ(現在のレートで約37億5000万円)から、4年で約35億円下落したことになる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】キャリア初の退場に茫然。途中出場からファーストプレーのタックルでレッドカードを受ける中島翔哉

次ページ【動画】出場15秒のレッドに茫然とする中島

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事