ウェストハムが2代目王者に!ボーウェンが決勝弾、フィオレンティーナを2-1で撃破【ECL決勝】

2023年06月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

フィオレンティーナは一時同点も…

90分に勝ち越しゴールを決めたボーウェン(奥)。(C)Getty Images

 現地時間6月7日に開催されたヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)決勝で、フィオレンティーナとウェストハムが激突した。

 最初のチャンスは1分、ウェストハムはアントニオがカットインからミドルシュートを放ったが、GKテッラッチャーノにキャッチされた。さらに12分には、クリアを拾ったライスがボレーで狙ったが、枠を捉えられない。

 一方のフィオレンティーナは26分、ビラーギの右CKにミレンコビッチが頭で合わせたがゴールの上に外れた。

 33分には、アクシデントが発生した。フィオレンティーナのCKの際にウェストハムサポーターがピッチに投げ込んだ物がビラーギの頭に直撃して出血。試合は一時中断となった。

 その後、前半アディショナルタイムには、クアメのヘッドのこぼれ球をヨビッチが押し込んでネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴールの判定に。そのまま0-0で前半を終える。
 
 後半に入り62分、ウェストハムはエリア内に侵入したボーウェンがトラップしたボールがビラーギの手に当たり、PKを獲得。これをベンラハマが決めて、先制に成功する。

 しかしその5分後、フィオレンティーナはニコラス・ゴンサレスが頭で折り返したボールにボナベントゥーラがワントラップから右足を一閃。鮮やかなシュートを決めて、試合を振り出しに戻した。

 ウェストハムは80分、ゴール前の混戦からソウチェクが左足で狙う。しかし、GKテッラッチャーノの好守に阻まれた。

 迎えた90分、パケタのスルーパスに抜け出したボーウェンが落ち着いてゴールに流し込んで勝ち越しゴールを奪った。

 試合はこのまま2-1で終了。ウェストハムが2代目のECL王者に輝いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】ドリームチーム撃破、イスタンブールの奇跡、マドリーの3連覇etc...CL歴代王者の戴冠シーンを一挙公開!

【PHOTO】まさにスタジアムの華! ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事