【天皇杯】クリスティアーノがFK3発でハットトリック。PK戦の末に柏が仙台を下す

2015年12月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

10人の柏が粘り強くPK戦に持ち込む。

クリスティアーノがFK3発でハットトリックを達成。柏の準決勝進出に大きく貢献した。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

 天皇杯・準々決勝の仙台対柏戦がユアテックスタジアム仙台で行なわれ、PK戦の末に柏が仙台を下した。
 
 前半はともに譲らずに、1点ずつを奪い合った。11分にクリスティアーノのFKで柏が先制すれば、仙台も25分にウイルソンのゴールで試合を振り出しに戻す。

 両チームともメンバーチェンジなしで入った後半は、52分にクリスティアーノがまたも直接FKを見舞い、再び柏が先手を取った。

 一方、ビハインドを背負った仙台は選手交代で攻撃をテコ入れすると、70分に柏の秋野が2枚目の警告で退場となり、数的優位を得る。そして、その勢いのまま、74分に交代出場の二見がゴールを奪い、再びスコアをタイに戻した。
 
 2-2で突入した延長戦では、延長前半1分にウイルソンが、この日2点目を挙げて仙台が逆転に成功。しかし、延長後半の11分に柏のクリスティアーノが直接FKを沈めてハットトリックを達成し、そのまま3-3でPK戦に突入した。

 PK戦では仙台3人目のキッカーを務めた梁が失敗したのに対し、柏は5人全員が成功。柏が5-3でPK戦をものにし、準決勝へ駒を進めた。
 
 味の素スタジアムで行なわれる準決勝は、12月29日の13時5分にキックオフ予定。12年度大会以来の優勝を狙う柏は、3-0で神戸を下した浦和と対戦する。
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