浦和レッズが６月１日、公式YouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。オランダ出身のFWコンビ、ブライアン・リンセンとアレックス・シャルクの対談動画を公開した。

　過去、母国オランダのリーグで何度か対戦したことがあるという２人。その関係についてリンセンは、「良い友達。たまに兄弟みたいに喧嘩をすることもあるし、ときには親友みたいな関係なんだ」と明かした。

　シャルクも「昔はよく対戦相手として数試合をしていたし、ゴールも奪い合った。女性関係も奪い合ったね（笑）」とジョークを交えるなど、動画の冒頭から仲の良さが垣間見えた。

　また昨年６月、リンセンがオランダのフェイエノールトから完全移籍で加入した際、チームメイトになると決まった時の心境をシャルクが次のように語った。
 

「帰国中に（リンセンから）電話がきたんだ。『お前のチームに行くことになったよ』ってね。同郷の友人が来てくれるなんて、本当に嬉しかったよ。なんでも俺に聞きたがってくるんだ。正直になんでも聞いてきたからね」

　リンセンは「（浦和への移籍は）難しい決断だった」という。「海外に行くのが初めてだったからね。準備がちゃんとできるか不安だった。オランダの近隣の国に引っ越すわけじゃなくて、すごい遠い国に行くからね。簡単じゃなかった」と述べた。

　シャルクも「僕も同じような思いだよ。娘が小さかったから本当に難しかった。でも小さい娘にとっては大変だと思うけど、今は楽しんでいて、もう日本にかなり馴染んでいるよ」とコメント。ともに異国の地でプレーする決断は簡単ではなかったようだ。

　終始、お互いに笑顔で、和気あいあいとした雰囲気のなか対談が行なわれていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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