「明らかなPK」「おい、大丈夫か?」EL決勝主審にローマサポが激怒!02年W杯韓国戦並みのジャッジと憤慨「モレノ以来見たことがないスキャンダラスな判定だ」

2023年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

イタリア紙は「危なっかしい管理だった」

テイラー主審を取り囲むローマイレブン。(C)Getty Images

 ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、5月31日に行われたヨーロッパリーグ決勝でPK戦の末にセビージャに敗れた試合後、アンソニー・テイラー主審を酷評した。ローマのサポーターからも、主審を批判する声が上がっている。

 負傷明けで先発出場したパウロ・ディバラのゴールで前半に先制したローマだが、後半に入って追いつかれると、延長を含む120分間でも決着をつけられず。PK戦ではジャンルカ・マンチーニとロジェール・イバニェスが失敗し、1-4と敗れた。

 試合後、モウリーニョ監督はPK戦でキッカーを務めたセビージャのエリク・ラメラが退場にならなかったことなどを指摘し、「スペイン人かと思った」と、テイラー主審のレフェリングを非難している。また、フェルナンドのハンドでローマにPKが与えられるかと思われた場面もあった。
 
 イタリアのメディア『virgilio』によると、SNSではこれらのジャッジに不満の声が上がっている。中には、2002年ワールドカップ日韓大会のラウンド16で、イタリアが韓国に敗れた際のレフェリングが騒がれたバイロン・モレノ氏の名前を引き合いに出したサポーターもいたようだ。

「明らかなPKじゃないか。なぜ与えないのか」
「こんなの見たことがない。モレノ以来見たことがないスキャンダラスな判定だ」
「テイラーに困惑。明白なPK。試合管理は採点ゼロ。来シーズンは3部にすべき。嘆かわしいし憎らしい」
「ボックス内でエイブラハムの頭に蹴り。テイラーにはPKじゃないと。セビージャ選手のハンド。テイラーにとってはPKじゃないと。ベロッティのシュートをGKがディフレクション。主審はゴールキックに。おい、大丈夫か?」

『Gazzetta dello Sport』紙は、採点でテイラー主審を5点とし、「危なっかしい管理だった」と報じた。

「セビージャに与えられたPKの場面ではVARに救われた。そしてフェルナンドのハンド…。延長戦では(イバニェスにひじ打ちした)ラメラにイエローカードしか出さなかった」

同紙によれば、モウリーニョ監督は審判団やUEFAの審判部長にも食ってかかったとのことで、処分の可能性も注目されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】ローマサポーターがハンドだと激怒しているシーン

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