「あのポジションで努力が必要だった」
闘将シメオネが久保封じのタスクを与えたのがレギロン(右)だ。(C)Getty Images
久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地時間5月28日に開催されたラ・リーガの第37節で、3位のアトレティコ・マドリーと敵地で対戦。1-2で敗れた。
前節のアルメリア戦では圧巻のゴラッソで決勝点を挙げるなど、躍動を続ける久保は4-3-3の右ウイングでプレーする。だが、徹底マークに遭い、ボールを持っても複数の選手に囲まれて抑え込まれた。
アトレティコは定番の3-5―2ではなく、5-4-1を採用。いつもは攻撃的左ウイングバックのヤニック・カラスコを左サイドハーフに上げ、左ウイングバックにはこれまで出場機会に恵まれなかったセルヒオ・レギロンを起用した。
前節のアルメリア戦では圧巻のゴラッソで決勝点を挙げるなど、躍動を続ける久保は4-3-3の右ウイングでプレーする。だが、徹底マークに遭い、ボールを持っても複数の選手に囲まれて抑え込まれた。
アトレティコは定番の3-5―2ではなく、5-4-1を採用。いつもは攻撃的左ウイングバックのヤニック・カラスコを左サイドハーフに上げ、左ウイングバックにはこれまで出場機会に恵まれなかったセルヒオ・レギロンを起用した。
これは久保対策でもあったようだ。スペインメディア『Futbol Fantasy』などが、ディエゴ・シメオネ監督のコメントを伝えている。
「レギロンはスターターとしてプレーする機会はほとんど、いや全くなかった。クボが絶好調だったので、我々はあのポジションで努力が必要だった。そしてウイングバックで彼を守り、(左CBの)マリオ(エルモソ)を内側でフリーにし、カラスコを高い位置でフリーにする必要があった」
1トップに配したアントワーヌ・グリーズマンが1ゴール・1アシスト。闘将は「我々はストライカーなしでプレーした。最初は守備的であるように見えたが、インサイドでは非常に優れたテクニック、アウトサイドではとてもスピードがあった」と攻撃面も評価。「彼らは素晴らしい仕事をしてくれたので感謝している」と選手を称えている。
守備には人一倍うるさいシメオネ監督が、戦術変更まで抑え込みにきたというのは、それだけ最近の久保の活躍が目立っていたという証左でもある。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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