二桁リーチの鮮烈ゴラッソ!ソシエダのヒーロー久保建英は手応え十分「数字が伴っている今が1番良い状態」「生きていると実感」

2023年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファンとのゴールセレブレーションは人生で最も重要」

ソシエダの攻撃を牽引する久保。(C)Getty Images

 魔法の左足がまたもや炸裂した。

 現地時間5月23日に開催されたラ・リーガ第36節で、久保建英を擁する4位のレアル・ソシエダは、14位のアルメリアとホームで対戦。1―0で接戦を制し、チャンピオンズリーグ出場権獲得に前進した。

 値千金の決勝点を奪ったのが、久保建英だ。45+4分に右サイドでボールを受けると、カットインからマーカーをかわして自慢の左足を一閃。ファーサイドへ強烈なシュートを叩き込み、鮮やかにネットを揺らした。今をときめく日本代表レフティは、3試合ぶりの今シーズン9点目となり、二桁得点に大手をかけた。

 現地紙『Mundo Deportivo』によれば、勝利の立役者は試合後に「トレーニングでは、いつもファーポストを狙って、力強くシュートを打っている。いつかは決めないといけないと思っていた」と語り、日々の練習に手応えを示した。

「1回目はショートシュートで、2回目はロングシュートと決めていた。上手く打てたので入ったね。数字が伴っている今が1番良い状態だと言える。良い試合をしていても、重要なゴールを決めると、みんな試合のことは忘れちゃうからね。飛躍するためには、数字を伸ばさないと」
 
 鮮烈なゴラッソを決めた直後には、ジャンプをしながら反転し、着地時に両手を広げるクリスティアーノ・ロナウドのゴールセレブレーションを披露。さらに、小刻みなステップのダンスまで見せた。本拠地を大いに沸かせた21歳は、ファンへの感謝も忘れない。

「みんなに愛されていると感じているし、生きていると実感している。プレーするにはベストな場所だ。ホームは僕にとって特別なんだ。ファンと一緒に行なうゴールセレブレーションは、僕の人生で最も重要だ」

 絶好調の久保は、「このダイナミズムがあれば、僕らはチャンピオンズリーグを逃さないだろう」と自信を込める。CL権を争っているビジャレアルが、24日のカディス戦の引き分け以下なら、ソシエダの4位以内が確定する状況ではあるが、残り2試合を連勝で締め、最高の形で欧州の扉を開けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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