「やっと父より多くプレミアリーグを制覇できた!」マンCの怪物ハーランドが“親孝行”!20年越しに無念を晴らす

2023年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

父も2000年から2003年までマンCに在籍

シティの大先輩でもある父と一緒に記念撮影をするハーランド。(C)Getty Images

 アーリング・ハーランドが、マンチェスター・シティ加入1年で父越えを果たした。

 現地時間5月21日に開催されたプレミアリーグ第37節で、前日に2位のアーセナルが敗れ、3連覇が確定したマンチェスター・シティは、12位のチェルシーとホームで対戦。1―0で手堅く勝利を収め、最高の形でサポーターへ優勝報告を行なった。

 試合後にはセレモニーを実施したなか、英紙『Daily Mail』によれば、リーグダントツの36ゴールを挙げ、戴冠の立役者となった22歳は、「家族全員、特に父が一緒に楽しんでいる。これは毎日経験できる出来事ではないから、楽しまないとね」と大興奮。そのうえでこんな発言を飛ばし、場を沸かせた。

「これでやっと、父より1つ多くプレミアリーグを制したと言える。履歴書は間違ってないはずだよ」

 今をときめく"怪物"の父、アルフ・インゲ・ハーランド氏は、2000年から2003年までシティで過ごしたが、最初のシーズンでチームはプレミアリーグから降格すると、自身もその後は膝の大怪我のためにほとんどプレーできずに終わった。親孝行とばかりに、息子が20年越しに悲願のリーグタイトルを掴んだ格好だ。
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 また、ハーランドは周囲への感謝も伝えた。

「一生忘れられない思い出だ。僕らは本当に一生懸命戦ってきた。正直、何を言っていいか分からないよ!というか何も言うつもりはなかったんだ!スペシャルだ。この日を楽しむつもりだよ。トロフィー、全ての選手たち、クラブ全体と、とても特別な瞬間だ。クラブとチームメイトがいなければ、実現不可能だった。アメージングだ」

 今後、FAカップとチャンピオンズリーグの決勝も控えている。新時代の旗手は、20代前半にして黄金色に輝くキャリアに、さらに彩を加えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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