ティーンエージャーにとっては、つらい経験だったかもしれない。

　現地５月21日に開催されたプレミアリーグの第37節で、すでに２部降格が決定している最下位のサウサンプトンは三笘薫が所属する６位のブライトンと敵地で対戦。１－３で敗れた。

　チェルシーやリバプールが注視しているサウサンプトンのベルギー代表MFロメオ・ラビアが失点に絡んだのが40分の２点目だ。ドリブル突破を図る三笘を食い止めろようとするも、競り合いで吹っ飛ばされて独走を許すと、見事なアウトサイドキックでエバン・ファーガソンのゴールをアシストされてしまった。
 

　するとSNS上では、19歳の逸材に対して、次のような厳しい言葉が飛び交った。

「この選手がまったくいいとは思えない」
「獲得しないほうがいいだろ」
「日本人のミトマに屈服した」
「獲得は）もう忘れてくれ」
「（三笘に翻弄されたリバプールの）トレント（アレクサンダー＝アーノルド）はラビアより強いかもしれない…」
「リバプールがなぜ彼を狙っているのか分からない」
「ラビアはミトマに競り負けてゴールにつながるトランジションを譲ったのは本当にひどかった」
「ラビアがミトマにボコられた」

　降格したサウサンプトンからの退団が確実と取り沙汰されている若武者は、すっかり評価を落としてしまったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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