現地時間５月17日に開催されたチャンピオンズリーグ準決勝の第２レグで、マンチェスター・シティはレアル・マドリーと本拠地エティハドで対戦。４－０の勝利を飾り、２戦合計５－１とし、２季ぶりの決勝進出を果たした。

　序盤から押し込むシティは、23分と37分にベルナルド・シウバが立て続けに得点。後半に入り、76分にマヌエル・アカンジのゴールで追加点を奪うと、後半アディショナルタイムには、途中出場のフリアン・アルバレスがダメ押し弾を挙げた。

　UEFAの公式サイトによると、シティのカイル・ウォーカーは「タフな試合だった。時には感情に支配されることもある。前半はよく耐えて、コントロールできたと思う。後半は少しずさんになり、相手にボールを渡してしまったが、それはあってはならない。何より勝利できて良かったよ」と試合を振り返った。
 

　また、ウォーカーは第１レグでも注目されたヴィニシウス・ジュニオールとのマッチアップでは、見事に完封。「攻撃陣と同じように、少し傲慢にならなければならない。僕は自分のペースを信じて、１対１で勝負する。彼はファンタスティックだが、自分の長所を活かさないといけない。僕ははただ、可能な限り彼にとって困難な状況を作り出しただけだよ」と語った。

"ヴィニシウス封じ"に成功したウォーカーの活躍もあり、第２レグではマドリーの攻撃を無失点に抑えてファイナルに進んだシティ。悲願のビッグイヤーまであと１勝だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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