【クラブW杯|採点&寸評】2ゴールのドウグラスがMOM。柏の突破も効いていた

2015年12月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

広島――立ち上がりの失点にも動じず。持ち前の粘り強さで挽回。

【警告】広島=佐藤(30分)、塩谷(65分)、浅野(73分) 広州恒大=ジョン・ジー(35分)、メイ・ファン(60分)、キム・ヨングォン(88分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ドウグラス(広島)

【チーム採点・寸評】
広島 6.5
試合序盤に先制点を許す苦しい展開のなか、持ち前の粘り強さで挽回。追加点を許さずにドウグラスの同点弾、そして逆転弾につなげた。3位の座を勝ち取ったことは評価されるべきだ。
 
広州恒大 5
幸先よく4分に先制するも、時間の経過とともに陣形が間延びし、広島にカウンターとサイドアタックのためのスペースを与えてしまった。引くのか、前に出るのか、チーム全体でのゲームマネジメントがやや中途半端だったと言わざるをえない。

【PHOTOハイライト】広島 2‐1 広州恒大

【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5.5
エウケソンのヘッドに反応するも、パンチングしたボールがエリア内の相手選手の元へ……。ポストに助けられるシーンもあるなど、持ち前のビッグセーブは影を潜めた。
 
DF
4 水本裕貴 6
フィジカルに長ける相手のFW陣とのマッチアップでもパワー負けせず、くさびを的確に迎撃。粘り強い守備でアジア王者を最少失点に抑えた。
 
33 塩谷 司 6
普段とは異なるリベロにも動じず。失点の場面はわずかにこぼれ球への寄せが遅れてしまったが、ラインコントロールやシュートブロックで存在感を示した。
 
37 宮原和也 5.5
立ち上がりはボールホルダーへの寄せが甘く、セットプレーを奪われて失点。ただ、そこから修正し、次第にパフォーマンスを上げた。
 
MF
6 青山敏弘 6
過去の試合同様、厳しいマークとの戦いに。インターセプトからの縦パスでチャンスを作った場面はあったものの、パスコースを複数のDFに遮られ、苦悩しながらプレーした。そのぶん、セカンドボールや球際の激しさで帳尻を合わせた。
 
14 ミキッチ 6(67分OUT)
対面のリ・シュエポンと激しく火花を散らす。突破→切り返し→クロス(またはシュート)が冴え、右サイドから何度も相手ゴールを脅かした。
 
25 茶島雄介 5.5
ひと度ボールを持てば攻撃性能を発揮。ギャップに上手く入り込んでいる場面があっただけに、もっとボールを引き出せればプレーの質は上がるはずだ。
 
27 清水航平 6(86分OUT)
守備にスタミナを消費するなか、攻撃でも圧力を維持。果敢に仕掛けてクロスを供給し、佐藤や浅野ら前線のシュートを演出した。
 
28 丸谷拓也 5
ボールを受ける回数が少なく、ビルドアップでリズムを出せず。相手のプレスに焦る場面もあった。43分のミドルシュートも、相手の顔面ブロックに阻まれてしまった。
 
29 浅野拓磨 6
後半、CFに入ってボールを引き出す回数が増え、自慢のスピードを見せるシーンが増加。相手の守備を揺さぶった働きは見逃せないものの、シュート精度やスタメン出場時のペース配分には課題を残す。
 
FW
11 佐藤寿人 5(58分OUT)
23分のバックヘッドを含め、4本のシュート。うち2度が決定機とチャンスはあったが、相手GKの好セーブもあって決め切れず、ノーゴールで大会を終えた。
 
 
交代出場
FW
9 ドウグラス 7(58分IN) MOM
値千金の同点ヘッドで会場のムードを変え、自身も最後の力を振り絞ってプレー。83分にはこぼれ球を打点の高いヘッドで押し込み、チームを勝利に導いた。

MF
18 柏 好文 6.5(67分IN)
相手のカバーリングが早いなか、緩急をつけたドリブルでサイドの裏のスペースを突く。逆転弾の起点となるフェイントを交えた仕掛けからのクロスは見事だった。

MF
19 佐々木翔 ―(86分IN)
広州恒大の猛攻を凌ぐべく、クローザーとして登場。プレーに絡むことはなかったが、ゲームの流れを崩さず、チームの逃げ切りに貢献した。
 
監督
森保 一 6.5
投入したドウグラスと柏が2得点に絡み、采配が的中。苦しい日程にも最後まで自分たちのスタイルを崩さず、世界3位の座を勝ち取った。
 

次ページ広州恒大――パウリ―ニョ以外のブラジル人が期待を裏切る。

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