優勝が絶望的なアーセナル、失速の要因のひとつは冨安健洋の離脱と英紙指摘!「トミヤスの不在で選手層と回復力の欠如を露呈」

2023年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

チェルシーより1点多い42失点

膝の故障で今シーズン絶望となった冨安。(C)Getty Images

 5月14日に開催されたプレミアリーグの第36節で、2位のアーセナルは三笘薫を擁するブライトンにホームで0-3の完敗を喫した。

 これで1試合消化が少ない首位のマンチェスター・シティとの差は4ポイントに開き、19シーズンぶりの優勝は絶望的となった。

 英紙『Daily Mail』は戴冠を逃した原因のひとつとして、「多すぎる個人のミス」とともに挙げたのが「失点の多さ」だ。ここまで11位と最悪のシーズンを送っているチェルシーより1点多い42失点であると指摘。さらに、守備陣の層の薄さにも言及している。

「背中の負傷でリーグ戦直近の9試合を欠場したウィリアム・サリバの大きな欠場を指摘することもできるだろう。 同様に、右SBのトミヤス(冨安健洋)も膝の手術後、同じ期間欠場した」
 
 記事は「たとえ彼らがいたとしても、特定の試合では安易に失点し、彼らのエキサイティングなアタッカー陣が常にそれを補えるとは限らなかった」と綴り、こう続けている。

「サリバとトミヤスの不在により、選手層と回復力の欠如を露呈した」

 同紙は、優勝争いをするうえで、冨安の不在は小さくない影響を与えたと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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