「ハーランドではなく南野を獲得したのは最悪」リバプールOBが古巣の“3年前の決断”を批判! 「約38億円で獲得可能だったのに…」

2023年05月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ハーランドがそうなのは明らかだった」

ザルツブルクで共闘したハーランド(左)と南野。(C)Getty Images

 アンフィールドで世界を驚かせてから3年半が過ぎた。現状、アーリング・ハーランドと南野拓実の間に大きな開きが生じているのは否めない。

 2019-20シーズンのチャンピオンズリーグで、ハーランドや南野が在籍していたレッドブル・ザルツブルクは、リバプールを相手に敵地で奮闘。試合には3-4で敗れたが、ハーランドと南野がそれぞれゴールを決めるなどし、世界からの賛辞を集めた。

 そのシーズン途中に南野はユルゲン・クロップ監督率いるリバプールに移籍した。だが、思うように出場機会を得られず。レンタル移籍やカップ戦要員を経て、昨年夏にモナコへ完全移籍している。しかし、フランスでの1年目で苦戦しているのは周知のとおりだ。

 一方、ハーランドは南野と同じ冬のマーケットでドルトムントに移籍。ドイツでもゴールを量産し、今季からマンチェスター・シティに加入すると、プレミアリーグでも活躍を続け、世界最高のストライカーとして絶賛されている。
 
 リバプールOBのジョン・オルドリッジは、古巣がハーランドではなく南野を獲得したのは「最悪」の判断だったと考えているようだ。

『Football365』によると、オルドリッジは『The Independent』で「最高レベルのストライカーがいれば特別な選手だと分かる。たとえ10代でも、ハーランドがそうなのは明らかだった」と述べている。

「あの夜は、タクミ・ミナミノもプレーしていた。数か月後、リバプールは彼を獲得した。そのときにハーランドは約2300万ポンド(約38億円)で獲得可能だったんだ。リバプールがミナミノを獲得したのと同じときにドルトムントが支払った金額だよ」

「近年、アンフィールドではいくつか素晴らしい判断がなされてきた。だが、ハーランドではなくミナミノを獲得したのは最悪に違いない。今季それが裏付けられた」

 ハーランドの現在の活躍の前では、どんな選手もかすんで見えてしまうだろう。ただ、今季の南野が不振にあえいだのは確かだ。前回のインターナショナルウィークでは日本代表にも招集されなかった。29歳になる来季、巻き返すことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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