「理不尽ゴール」「年間ベストゴールでしょ」C大阪戦での渡邊凌磨の超絶ボレーが4月度のJ1月間ベストゴールに輝く

2023年05月17日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「シュートを選択するためのトラップ」

C大阪戦での渡邊の同点弾は、文字通りゴラッソだった。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

 「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間ベストゴール」の4月度のJ1リーグ受賞ゴールは、FC東京の渡邊凌磨が8節のC大阪戦(4月15日)で決めた同点弾。右サイドバックの中村帆高からのアーリークロス気味のパスを、走ったままの状態から胸トラップでポンッと浮かすと、ゴールのやや正面、エリア外から身体を反転させてボレーシュートを叩き込んだ一撃である。

 このゴールについて、渡邊本人は先月のインタビュー取材で次のように答えていた。

「狙い通りではなかったけど、事前にキーパーを見ていたからこそ、シュートという判断ができました。常に周りを見る大切さ、常に相手ゴールを見る大切さを改めて実感したゴールでもありました」

 何より素晴らしかったのは胸トラップで、それについて本人も「シュートを選択するためのトラップ。それができたのはやはりキーパーを見ていたからです。見ていなかったら、たぶんあんな良いトラップはできませんでした」と振り返っていた。
【動画】C大阪戦での渡邊のゴール
 GKの位置を確認していたからこそのゴラッソについては、Jリーグ公式チャンネルで配信中の動画内で以下のように称賛されていた。

「年間ベストゴールでしょ」
「理不尽ゴール」
「文句なし」

 最近の試合ではよりシュートへのこだわりが見える渡邊。今季の目標である「二桁得点」へ、期待が高まる。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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