赤黒軍団にとって絶好の獲物に
【警告】湘南=石原(77分)札幌=岡村(57分)
【退場】なし
Jリーグは5月13日、レモンガススタジアム平塚にてJ1第13節の湘南ベルマーレ対北海道コンサドーレ札幌を開催。札幌が4-2の勝利を収めた。
【PHOTO】湘南の出場15選手&監督の採点・寸評。町野が攻撃を牽引。4失点の守備陣は軒並み低評価に
先制は札幌。6分に金子拓郎が右サイドを突破してクロスを上げると、駒井善成が右足のダイレクトで合わせてゴールに流し込んだ。
対する湘南は後半、一気に逆転。54分に獲得したPKをキッカーの町野修斗がゴール右に決めて試合を振り出しに戻すと、その1分後には、阿部浩之がネットを揺らした。
しかし、逆転された札幌が、再び試合をひっくり返す。70分、小柏剛のヘディング弾で同点に持ち込むと、75分には浅野雄也が左足でゴール右端に決めた。さらに、87分にはスパチョークがコントロールショットでネットを揺らし、リードを拡大。そのまま逃げ切った札幌は2連勝。湘南は3連敗で6戦未勝利となった。
【PHOTO】湘南の出場15選手&監督の採点・寸評。町野が攻撃を牽引。4失点の守備陣は軒並み低評価に
先制は札幌。6分に金子拓郎が右サイドを突破してクロスを上げると、駒井善成が右足のダイレクトで合わせてゴールに流し込んだ。
対する湘南は後半、一気に逆転。54分に獲得したPKをキッカーの町野修斗がゴール右に決めて試合を振り出しに戻すと、その1分後には、阿部浩之がネットを揺らした。
しかし、逆転された札幌が、再び試合をひっくり返す。70分、小柏剛のヘディング弾で同点に持ち込むと、75分には浅野雄也が左足でゴール右端に決めた。さらに、87分にはスパチョークがコントロールショットでネットを揺らし、リードを拡大。そのまま逃げ切った札幌は2連勝。湘南は3連敗で6戦未勝利となった。
▼湘南のチーム採点「5」
対札幌を考えてか、湘南はシステムを変更。ここまでは中盤の底にアンカーを置く3-5-2がベースだったが、奥野耕平と茨田陽生を並列に配置する3-4-2-1を仕掛けてきた。
しかし、打ち立てた策が機能したとは言えない。アウェーチームも湘南と同じく3-4-2-1。最終ラインから前線まで、個々の選手が明確にマッチアップする形に変えてきたホームチームは、マンツーマンディフェンスを得意とする赤黒軍団にとって絶好の獲物だったと言える。
実際、ビルドアップで苦戦を強いられた湘南は、低い位置でボールを奪われるか、ロングボールを蹴らされ、押し込まれたところから失点。後半に得たPKから一時は逆転に成功するも、システム上の問題点が解決したわけではない。相手の守備陣形にハマる形でボールを失い、何度もピンチを招き、再逆転を許した。
これで3連敗。何より、開幕から12試合連続で失点が続いており、そのうち8試合が複数失点と、守備面に明らかな課題を抱えている。最終ラインを少し下げるのか、前線からのプレスをより強めるのか。指揮官の選ぶ改善策に注目したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【PHOTO】最後まで熱い応援を続けた湘南ベルマーレサポーター
【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ"美女チアリーダー"を一挙紹介!
対札幌を考えてか、湘南はシステムを変更。ここまでは中盤の底にアンカーを置く3-5-2がベースだったが、奥野耕平と茨田陽生を並列に配置する3-4-2-1を仕掛けてきた。
しかし、打ち立てた策が機能したとは言えない。アウェーチームも湘南と同じく3-4-2-1。最終ラインから前線まで、個々の選手が明確にマッチアップする形に変えてきたホームチームは、マンツーマンディフェンスを得意とする赤黒軍団にとって絶好の獲物だったと言える。
実際、ビルドアップで苦戦を強いられた湘南は、低い位置でボールを奪われるか、ロングボールを蹴らされ、押し込まれたところから失点。後半に得たPKから一時は逆転に成功するも、システム上の問題点が解決したわけではない。相手の守備陣形にハマる形でボールを失い、何度もピンチを招き、再逆転を許した。
これで3連敗。何より、開幕から12試合連続で失点が続いており、そのうち8試合が複数失点と、守備面に明らかな課題を抱えている。最終ラインを少し下げるのか、前線からのプレスをより強めるのか。指揮官の選ぶ改善策に注目したい。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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