「まさか自分が…」「カズさんのキラキラした活躍を見て」。多摩川クラシコで奮闘した長友佑都のJ30周年への想い

2023年05月13日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

ベテラン健在をアピール

多摩川クラシコで右サイドバックを担当。長友は豊富な運動量で何度も上下動を繰り返した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1第13節]FC東京2-1川崎/5月12日/国立競技場

 今季ここまでスタメンに定着していない長友佑都が、2試合ぶりに先発出場した多摩川クラシコ(5月12日)では奮闘。安定した守備と豊富な運動量で、ベテラン健在をアピールした。

 Jリーグ30周年記念スペシャルマッチでもあった今回の多摩川クラシコを終えた後、「このピッチに立ってJリーグ30周年を迎えられたこと」について聞かれると、長友は「そうですね」と話し始めた。
 
「Jリーグの30周年でまさか自分がピッチに立てているとは、子どもの頃の自分はなかなか想像できませんでした。なので、この舞台に立てて嬉しい気持ちですね。

 ここに立つために夢を抱いていました。カズさん(三浦知良)のキラキラした活躍とか偉大な方々を見て、このピッチに立ちたいとやってきました。30周年の節目に自分がここに立っているのは不思議な感じでもあります」

 今から30年後、今度は長友の活躍を見てJリーグのピッチに立つ選手はいるのだろうか。そういう楽しみも、Jリーグにはある。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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