「巨万の富を得る」なぜ久保建英のおかげで古巣マドリーがウハウハに? 専門メディアが見解「約44億円を…」

2023年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ソシエダとの合意に達しない限り…」

古巣のマドリーからゴールを決め、復帰待望論も噴出した久保。(C)Getty Images

 ここにきてイタリアメディアを中心に盛んに報じられているのが、セリエA王者ナポリからの日本人選手への関心だ。33年ぶりにスクデットを獲得した南イタリアの雄は、今季に獲得した韓国代表DFキム・ミンジェが大ヒット。これに味を占め、レアル・ソシエダの久保建英、フランクフルトの鎌田大地、シュトゥットガルトの伊藤洋輝、ボルシアMGの板倉滉らに興味を抱いているという。

 そんななか、古巣レアル・マドリーの専門メディア『BERNABEU DIGITAL』は「レアル・マドリーはリーガのスター選手のおかげで巨万の富を得ることができるかもしれない」と題した記事を掲載。昨夏までにマドリーからソシエダで完全移籍をした久保について、次のように伝えた。

「今シーズン、リーガで素晴らしいパフォーマンスを見せているマドリーの古い知人のおかげで、マドリーはこの夏、多額のカネを手にする可能性がある。昨夏、マドリーはクボを650万ユーロ(約9億5000万円)でレアル・ソシエダに売却した。こうしてサン・セバスティアンのチームは日本人選手のすべての権利を引き継いだが、マドリードのクラブは将来の売却額の50%を確保した」
 
 そして、ナポリからの関心を伝えたうえで、「クボがレアル・ソシエダと結んだ契約解除金は6000万ユーロ(約87億円)だという。したがって、ソシエダとの合意に達しない限り、ナポリはこの日本人の移籍金としてなんとこの額を支払わなければならないことになる。そのうち3000ユーロ(約43億5000万円)はレアル・マドリーのものとなる」と続けている。

 たしかに、650万ユーロで手放し、何もせずに3000万ユーロが手に入れば、これほどおいしい話はない。だが、久保はレアル・ソシエダの残留を明言している。移籍市場では何が起きてもおかしくないとはいえ、マドリーが大金を手にいれる可能性は高くはないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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