名門クラブの歴史にその名を刻んだ。

　現地時間５月11日にヨーロッパリーグ準決勝第１レグで、ユベントスはセビージャと対戦。26分に先制を許すも、終了間際にフェデリコ・ガッティが値千金の同点弾。１－１の引き分けに持ち込んだ。

　この試合でレオナルド・ボヌッチがユーベで500試合出場を達成。36歳DFの偉業をクラブも称える。

「今日は特別な日だ。レオナルド・ボヌッチがセンセーショナルなゴールラインを通過し、デル・ピエロ、ブッフォン、キエッリーニ、シレア、フリノといった名だたる名選手の仲間入りを果たした。レオが成し遂げたことの偉大さを理解するには、これらの名前を読むだけで十分だ。レオに鳴り止まない拍手を送るほかない」
 

　インテルでプロキャリアをスタートさせたボヌッチは、その後はトレヴィーゾ、ピサ、ジェノア、バーリを経て、2010-11シーズンにユーベに加入。17-18はミランに新天地を求めるが、翌シーズンにユーベに復帰。ビアンコネーロで在籍12年目を数えるボヌッチ本人も喜びを伝える。

「500試合出場は、歴史的かつ重要なマイルストーンであり、ユベントスのレジェンドであることは名誉であり誇りだ。私は子どもの頃にこれを夢見ていたんだ。チームメイト、コーチ、監督、そしてサポートしてくれた家族に感謝したい」

　なお、セビージャ戦で先発したボヌッチは、内転筋に違和感があったようで61分に途中交代。試合については「ガッティのおかげで重要な引き分けとなった。今夜は最後の一押しが足りなかった。チャンスは作れたけど、最後は運に助けられた」と振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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