マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、現地９日開催のレアル・マドリー戦に臨む心境を明かした。クラブの公式サイトが伝えている。

　シティは、昨季のチャンピオンズリーグ（CL）準決勝でマドリーと激突。ホームでの第１レグでは、４－３と勝利を収めたが、第２レグは延長戦の末に１－３で敗戦。惜しくも決勝進出を逃した。

　そして今シーズン、CLのセミファイナルでシティは、再びマドリーと対戦する。奇しくも昨季と同一カードとなった一戦に、グアルディオラ監督は「リベンジではない」と語る。

「昨シーズンもファイナルに進むことを励みに、ここまでたどり着いた。我々は２試合で本当に良いプレーをしたが、十分ではなかった。しかし、過去は過去だ。リベンジのためにここにいるわけではない。今回はまた別のゲームだ。

　この舞台にいる限り、いつの日か我々はファイナルに進み、トロフィーを勝ち取るだろう。今シーズンもそのためにここにいる」
 

　また、スペイン人指揮官は、CL制覇へ並々ならぬ想いを述べた。

「７年前、私が指揮官に着任したとき、チャンピオンズリーグで優勝したいと思っていた。そして、それは今も変わらない。だから絶対に勝ち獲りたいんだ。昨シーズンは世界の終わりであるかのように失望したが、我々はまたここにいる」

　シティは昨シーズンの王者を撃破し、悲願のビッグイヤー獲得に近づけるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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