大爆発の古橋亨梧、今夏のステップアップはある? 英紙記者がズバリ見解「記録的な移籍金要求は当然」「危険なのはドイツ」

2023年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「他の選手と一線を画す魔法のような輝きを放っている」

セルティックで圧倒的な活躍を続ける古橋。2年間でゴール数は50に達した。(C)Getty Images

 現地時間5月7日に開催されたスコットランドリーグ第34節で、日本人5選手を擁する首位のセルティックは、4位のハーツと敵地で対戦。古橋亨梧とオ・ヒョンギュのゴールで、2-0の快勝を収め、4試合を残してリーグ連覇を確定させた。

 戴冠に導く、文字通りV弾を奪った古橋は、今シーズンの公式戦ゴール数が30に到達。リーグでも24ゴールで、2位に3点差をつけ、堂々トップだ。怪我による離脱もありながら公式戦20発を叩き込んだ昨シーズンに続き、これだけの成績を残しているだけに、今夏のステップアップが常に取り沙汰されている。

 果たして欧州5大リーグ行きはあるのか。世界中が日本人ストライカーに熱視線を送るなか、スコットランドを拠点とする英国紙『Daily Record』は8日付けで、古橋の去就に関する記事を掲載。

「キョウゴ・フルハシが30ゴールの大台に乗せた。今すぐ彼を引き離すには何が必要なのか? セルティックはこの夏、彼を引き留める幸運に恵まれるのか?」という問いに対する、自社の記者4人の見解を紹介している。
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マイケル・ガノン氏
「このヒットマンは、今の環境に馴染んでいるようだ。彼がプレミアリーグの下位チームに行く可能性が低いのは、前線の要を求めるセルティックにとって好都合かもしれない。危険なのはドイツのチームが狙ってくる場合だが、それにはかなりの大金が必要になるだろう」

アンディ・ニューポート氏
「ムサ・デンベレを2000万ポンド(約33億円)で(リヨンに)売却したのだから、少なくとも同額を要求するはずだ。彼が去るにせよ、去らないにせよ、セルティックは日本人フロントマンとの関係から非常に良い結果を得ている」

クレイグ・スワン氏
「彼を移籍させるには莫大な資金が必要だし、実際、それが実現する可能性は極めて低い。日本人はセルティックにいることに満足しているようだ」

フレイザー・ウィルソン氏
「彼はリーグで他の選手と一線を画す魔法のような輝きを放っている。ヨーロッパのクラブが夏の移籍を検討していないなら、私は驚く。セルティックが記録的な移籍金を要求するのは当然だろう」

 現在28歳という年齢を考えても、今夏の選択はキャリアにおいて大きな意味を持つはずだ。来シーズン、古橋はいったい何色のユニホームに袖を通しているだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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