現地時間５月７日に開催されたプレミアリーグの第35節で、故障離脱中の冨安健洋が所属する２位のアーセナルと３位のニューカッスルが後者のホームで対戦した。

　ファンの大声援を受けて、勢いに乗るニューカッスルは、開始早々にいきなりチャンスを迎える。２分、左サイドを突破したウィロックのクロスからマーフィーがシュートを放つも、左のポストを叩く。

　一方のアーセナルは14分、ペナルティエリア手前の中央でボールを受けたウーデゴーが、左足を一閃。強烈な一撃が、相手の股を抜けてゴール右に突き刺さり、先制点を奪った。

　24分には、ジャカのパスに抜け出したサカが決定機を迎えたが、GKポープの好セーブで防がれる。

　さらに、前半アディショナルタイムには、エリア内に侵入したウーデゴーが巧みなトラップから右足で狙ったが、再びGKポープの好守に阻まれる。このままアーセナルが１点リードで前半を終える。
 

　後半に入りニューカッスルは48分、右サイドのマーフィーがジンチェンコを振り切り、クロスを供給。このボールにイサクが頭で合わせたが、右のポストに弾かれる。

　その直後には、トリッピアーのFKからシェアがヘディングシュート。しかし、GKラムズデイルのファインセーブでゴールを割れない。

　ピンチを凌いだアーセナルは71分、カウンターから左サイドのマルチネッリがドリブルで仕掛けてクロス。このボールを敵DFシェアがクリアしきれず、右足に当たってゴールに吸い込まれた。

　終盤は猛攻を受けるも、試合はこのまま２－０で終了。上位対決を制したアーセナルは、１試合消化の少ない首位マンチェスター・シティとの勝点差を１ポイントとしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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