「お前が蹴れ」PKのキッカーを巡り激昂!マンCペップが理由を説明「特にイングランドでは2-0はまだ終わっていない」

2023年05月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

リーズに2-1で勝利したものの…

リーグ戦10連勝で首位をキープしたシティのグアルディオラ監督。(C)Getty Images

 現地時間5月6日に開催されたプレミアリーグ第35節で、首位のマンチェスター・シティはホームでリーズと対戦。2-1で勝利を飾った。

 シティは19分、リャド・マハレズのパスをイルカイ・ギュンドアンがダイレクトで決めて先制点を挙げる。さらに27分にも、同じような形からマフレズのパスを受けたギュンドアンが、ワントラップから技ありのシュートを突き刺してリードを2点に広げる。

 その後もリーズを圧倒するシティは、83分にPKを獲得。このチャンスで、普段キッカーを務めるアーリング・ハーランドが、ハットトリックの可能性のあったギュンドアンにキッカーを譲る。しかし、これをギュンドアンが失敗。その直後に1点を返されてしまう。

 結局1点差を守り切ったシティが勝利を収めたものの、楽勝ムードから一転して難しい試合展開となってしまった。
 
 ギュンドアンのPKの場面では、シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がピッチサイドからハーランドを指さして「お前が蹴れ」と繰り返し叫び、怒りを露わにする場面も確認されていた。

 英公共放送『BBC』によると試合後、グアルディオラ監督がこの場面について言及している。

「試合はまだ終わっていなかった。あの場面はアーリングがどれだけ寛大であるかを示していた。もし、残り10分で4-0なら問題ない。しかし、2-0だっただろ? 特にイングランドでは2-0はまだ終わっていない」

 さらにスペイン人指揮官は、以下のように続けた。

「アーリングは今、ベストなPKキッカーだ。彼が蹴らなければいけなかった。なぜなら日常的にPKを蹴っており、より専門的だからだ。ギュンドアンはそうではない。

 彼がPKを蹴るという責任を持ったことは賞賛に値するし、選手として最高の価値だ。もし決めていれば『ハットトリックだ、良くやった』となっていたはずだ。でもこれはビジネスであって、忘れていい状況ではない」

 勝利したシティは、リーグ戦10連勝で首位をキープ。残り4試合で3連覇を成し遂げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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