まさに街全体が歓喜に酔いしれた。

　現地時間５月４日にナポリは、セリエA33節でウディネーゼと１－１で引き分け。25勝５分け３敗で勝点を80に伸ばし、残り５試合で２位ラツィオに16ポイント差を付け、実に33年ぶり３度目のセリエA優勝を決めた。

　故ディエゴ・マラドーナを擁した1989－1990シーズン以来のスクデットとあって、イタリア南部の都市ナポリは大盛り上がりだ。
 

　セリエA公式ツイッターは同日、優勝決定直後のナポリ市街を上空から映した動画を投稿。「気が遠くるほどの美しさ」と書かれている通り、街全体で花火や爆竹が乱れ飛ぶ壮観な情景だ。コメント欄にも感嘆した声が溢れている。

「映画のワンシーンのようだ」
「これがサッカーのパワーだ。おめでとうナポリ」
「なんて美しい景色だ」
「ナポリのサッカーのように美しい」
「ワオ！すごいね」
「なんて素晴らしいんだ」
「ナポリらしい熱狂ぶりだ」

　マラドーナ退団後の1990年代後半以降にはセリエAとセリエB（２部リーグ）を行き来し、2004年には破産してセリエC（３部リーグ）からの再出発も余儀なくされたナポリ。それだけに今回の優勝は、ファンにとって感極まるものがあったに違いない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ナポリの街が花火＆爆竹で美しく盛り上がる！