「最後にミスをしたのは僕」マンUショー、ラストプレーでの痛恨ハンドを猛省。「ブライトンは素晴らしい。今の順位に相応しい」とも

2023年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「シーズンを通して、僕らはチャンスを生かせていない」

マンUのショーが痛恨の敗戦を振り返った。(C)Getty Images

 現地時間5月4日に開催された延期分のプレミアリーグ第28節で、4位のマンチェスター・ユナイテッドは、8位のブライトンと敵地で対戦。0-1で接戦を落とした。

 チャンスをモノにできない一方、三笘薫の決定機を守護神ダビド・デ・ヘアがビッグセーブで防ぐなどし、スコアレスで最終盤に突入。このままタイムアップかと思われたが、最後の最後にルーク・ショーがペナルティエリア内で痛恨のハンドを犯し、90+9分にアレクシス・マク・アリステルにPKで決勝点を叩き込まれた。

 クラブ公式サイトによれば、ショーは試合後のインタビューで「ブライトンは素晴らしいチームだ。彼らが今の順位にいるのは、相応しい力があるからだ」と対戦相手を称えたうえで、反省点をこう伝えた。

「前半に作ったビッグチャンスを考えれば、試合はもっと楽になっていたはずだ。ゴールを決めれば、もっと楽になれる。今日に限った話ではない 。今シーズンの多くの試合でそうだった。でも、言い訳はできない。最後にミスをしたのは明らかに僕だ。だから、それを素直に受け止めているし、もちろん残念に思っている」
【動画】「決めてほしかった」「惜しすぎる」とファン嘆き!三笘の痛恨決定機逸
 本職はSBながら、ショーはこの日もヴィクトル・リンデロフと共にCBを担った。守備面は大部分で上手くいったと手応えを示しつつ、やはり仕留めるべき時に仕留めきれなかった攻撃面を課題に挙げた。

「ディフェンス面では、とても上手くいったと思う。ヴィックと一緒に、良い感じでやれていた。でも、試合が終わる前に勝負を決めないと。前半はチャンスも多かった。もちろん、相手がポゼッションを持つ展開になるのは分かっていたしね。前半には3、4回のビッグチャンスがあった。シーズンを通して、僕らはチャンスを生かせていない。その結果、毎試合で苦しんでいる」

 ブライトンは6位に浮上したのに対し、ユナイテッドは4位から順位を上げられず。チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内ぎりぎりの4位に留まり、5連勝と絶好調の5位リバプールとの勝点差は4となっている。

 CL出場権を死守するため、残り5戦では攻守でバランスの取れた戦いを見せ、勝点を積み上げられるか。リーグ戦を戦い終えた後には、シーズンの締めくくりとして、宿敵マンチェスター・シティとのFAカップ決勝が控えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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