GKと1対1で痛恨“顔面当てシュート”…三笘薫を現地メディアはどう評価?「ワン=ビサカとの駆け引きを楽しんだ」とも

2023年05月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

99分に決勝弾!ブライトンはマンUに劇的勝利

ワン=ビサカと再戦した三笘。リベンジとはならなかった。(C)Getty Images

 現地時間5月4日に開催された延期分のプレミアリーグ第28節で、8位のブライトンは4位のマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦。スコアレスで迎えた90+9分にアレクシス・マク・アリステルがPKで値千金の決勝点を奪い、1-0で劇的勝利を収めた。

 この白熱の一戦で三笘薫は定位置の左サイドハーフに入り、ターンオーバーによるベンチスタートを経て、2試合ぶりに先発復帰。すると開始4分、いきなりGKダビド・デ・ヘアと完全に1対1になる決定機を迎えるも、顔面でのセーブに阻まれる。

 日本代表アタッカーはその後も惜しい場面を作りながら、決定的な仕事は果たせず。先日のFAカップ準決勝(0-0、PK6-7)での対戦時には封殺されたアーロン・ワン=ビサカに対しても、独特の距離感に苦しめられた印象で、リベンジ達成とはならなかった。
【動画】「決めてほしかった」「惜しすぎる」とファン嘆き!三笘の痛恨決定機逸
 現地メディア『Sussex Live』は、全体的に評価が高めの採点記事で「7点」を付け、寸評にはこう綴っている。

「序盤にショートパスをカットして素晴らしいチャンスを得たが、近距離からのシュートはダビド・デ・ヘアの頭で防がれた。非常に毅然とした態度のアーロン・ワン=ビサカとの再戦で、優位に立つこともできなかった。しかし、彼は決してトライを止めなかった」

 一方、『90min』の評価は「6点」で、少し違った見方をしている。

「ワン=ビサカとの面白い駆け引きをまた楽しんだ。最初の5分間で得点できたかもしれない。最終局面で上手くいかなかった」

 明確な得点チャンスがあっただけに、三笘個人としては非常に悔しい結果となったが、ブライトンはFAカップでの雪辱を因縁のPKで果たし、6位に順位を上げた。欧州カップ戦出場に向け、痺れる戦いが続くなか、22番は次こそ手放しで喜べる会心の勝利を掴めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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