シャルケの吉田麻也が、残留へ向けて闘志を燃やしている。

　吉田は怪我のため、現地時間４月15日に行なわれたヘルタ戦（５－２）と23日のフライブルク戦（０－４）を欠場。前節のブレーメン戦（２－１）で３試合ぶりの復帰を果たすと、いきなりフル出場。チームの逆転勝利に貢献した。

　クラブの公式サイトで吉田は、後半アディショナルタイムの劇的逆転弾で勝利を飾ったブレーメン戦を「前半のチームのパフォーマンスには満足していないが、後半は闘志と決意を持って試合をひっくり返せた。スタジアムに集まった６万人のファンが僕たちを後押ししてくれて、最後の１分のゴールはその情熱の結果だった」と振り返る。
 

　シャルケは、ブンデス昇格１年目の今季、開幕から波に乗れず、ここまで17位と降格圏に沈む。34歳のベテランは残留争いへ「シャルケの雰囲気は独特。このような感動を味わえるのは素晴らしいことだし、このクラブにとって１部に残るのはとても重要なこと」と意気込んでいる。

「（次節の）マインツ戦はとても難しい試合になる。 選手もファンも全員が一緒に残留のために全力を尽くす」

　シャルケは残り４試合で残留を果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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