後半AT「5分」表示のあと、90+8分の失点でドローに
ドイツで8シーズン、プレーした酒井が日本との違いに言及した。写真:鈴木颯太朗
[J1第11節]名古屋2-2神戸/5月3日/豊田スタジアム
ヴィッセル神戸は、5月3日に敵地で名古屋グランパスと対戦。2点のリードを追いつかれる展開で、2-2で引き分けた。
藤井陽也に決められた同点弾は、90+8分だった。場内の時計が90分に達した際に、表示されたアディショナルタイムは「5分」。その後、数度プレーが切れて、90+6分に神戸の齊藤未月が2枚目のイエローカードを出されたこともあり、結局、タイムアップは90+9分だった。
吉田孝行監督は、第4の審判からアディショナルタイムは「1分」追加すると伝えられたとして、「5分プラス1分で、(2失点目では)時間は2分過ぎているので、そこはちょっと、はっきりとしてほしい」と主張。数名の選手からも、対応への不満の声が上がった。
そのなかで、酒井高徳は「1分で状況が変わるなかで選手はやっているので、それを担っている審判も責任を持ってほしい」と訴える。そして、ドイツで8年間のプレー経験をもとに、日本との違いに言及した。
ヴィッセル神戸は、5月3日に敵地で名古屋グランパスと対戦。2点のリードを追いつかれる展開で、2-2で引き分けた。
藤井陽也に決められた同点弾は、90+8分だった。場内の時計が90分に達した際に、表示されたアディショナルタイムは「5分」。その後、数度プレーが切れて、90+6分に神戸の齊藤未月が2枚目のイエローカードを出されたこともあり、結局、タイムアップは90+9分だった。
吉田孝行監督は、第4の審判からアディショナルタイムは「1分」追加すると伝えられたとして、「5分プラス1分で、(2失点目では)時間は2分過ぎているので、そこはちょっと、はっきりとしてほしい」と主張。数名の選手からも、対応への不満の声が上がった。
そのなかで、酒井高徳は「1分で状況が変わるなかで選手はやっているので、それを担っている審判も責任を持ってほしい」と訴える。そして、ドイツで8年間のプレー経験をもとに、日本との違いに言及した。
「Jリーグに疑問に思っているのが、審判団のインタビューが公開されないということ。ドイツでは、ちゃんとメディアに審判が立って、自分の非を認めたり、正しかったりの主張を話す」
レフェリーの矢面に立った説明が、選手に納得感をもたらすという。
「正しいなら正しいと言ってくれれば、選手も怒りながらも納得できる。終わったあとにたくさん材料が出てくると、選手は『こーじゃん』『あーじゃん』となってしまう。Jリーグが発信する場を作ったほうが良い」
また「失点して同点になったのは、選手に責任がある。僕らは反省もしないといけない」としたうえで、「1分が審判のさじ加減で決まるなら、時間(の表示)はいらない。もっと状況を明確にする場を審判にも使ったほうがいい。そういう場を作ることで、選手とコミュニケーションを取れると思う」と提案した。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
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レフェリーの矢面に立った説明が、選手に納得感をもたらすという。
「正しいなら正しいと言ってくれれば、選手も怒りながらも納得できる。終わったあとにたくさん材料が出てくると、選手は『こーじゃん』『あーじゃん』となってしまう。Jリーグが発信する場を作ったほうが良い」
また「失点して同点になったのは、選手に責任がある。僕らは反省もしないといけない」としたうえで、「1分が審判のさじ加減で決まるなら、時間(の表示)はいらない。もっと状況を明確にする場を審判にも使ったほうがいい。そういう場を作ることで、選手とコミュニケーションを取れると思う」と提案した。
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