現地時間５月３日に開催されたDFBポカールの準決勝で、鎌田大地と長谷部誠を擁するフランクフルトと、遠藤航、原口元気、伊藤洋輝がプレーするシュツットガルトが後者のホームで対戦した。

　原口を除く日本人４選手が先発したこの試合で、貴重な勝ち越しゴールを奪ったのが鎌田大地だ。

 １－１で迎えた55分、長谷部からボールを受けると、プレスに来た相手に競り勝ち、左サイドから中へ切れ込んで右足を一閃。ペナルティエリアの外からDFの股を抜いたシュートをニアサイドに突き刺してみせた。
 

　今シーズン限りでの退団が決まっている日本代表MFは、これが今季の公式戦14点目。長谷部は今季初アシストとなった。

　さらに77分、カウンターから鎌田が出したラストパスを受けたコロ・ミュアニがGKに倒されてPKを奪取。主砲が自ら蹴り込み、リードを広げる。

　その後に１点を返されたものの逃げ切ったフランクフルトが決勝進出を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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