打ち合いの末に引き分け
【警告】名古屋=マテウス(49分) 神戸=井出(51分)、齊藤(53分、90+6分)
【退場】名古屋=なし 神戸=齊藤(90+6分)
Jリーグは5月3日、J1第11節の8試合を各地で開催。豊田スタジアムでは名古屋グランパス対ヴィッセル神戸が行なわれ、2-2で引き分けた。
【PHOTO】神戸の出場14選手&監督の採点・寸評。武藤&大迫らを高評価。退場の齊藤は残念の一言
試合を優位に進めていたのはアウェーの神戸。11分、汰木康也のクロスに大迫勇也がヘッドで合わせて先制点をゲット。その大迫のお膳立てから、60分に佐々木大樹が追加点を挙げる。
2点を追う名古屋は73分に1点を返す。マテウス・カストロのシュートのこぼれ球に反応したキャスパー・ユンカーが、確実にフィニッシュ。
その後、試合はホームチームの1点ビハインドでアディショナルタイムに突入。このままタイムアップかと思われた90+8分、名古屋が波状攻撃を仕掛け、最後は藤井陽也が見事な切り返しから右足ショットを突き刺し劇的な同点弾。見応えある一戦はドロー決着となり、勝点1を分け合った。
【PHOTO】神戸の出場14選手&監督の採点・寸評。武藤&大迫らを高評価。退場の齊藤は残念の一言
試合を優位に進めていたのはアウェーの神戸。11分、汰木康也のクロスに大迫勇也がヘッドで合わせて先制点をゲット。その大迫のお膳立てから、60分に佐々木大樹が追加点を挙げる。
2点を追う名古屋は73分に1点を返す。マテウス・カストロのシュートのこぼれ球に反応したキャスパー・ユンカーが、確実にフィニッシュ。
その後、試合はホームチームの1点ビハインドでアディショナルタイムに突入。このままタイムアップかと思われた90+8分、名古屋が波状攻撃を仕掛け、最後は藤井陽也が見事な切り返しから右足ショットを突き刺し劇的な同点弾。見応えある一戦はドロー決着となり、勝点1を分け合った。
▼神戸のチーム採点「6」
敵地で3位の名古屋と打ち合った末に引き分け、首位をキープ。結果だけ文字にすれば満足感が出そうだが、勝点"1を得た"よりも、3から"2を失った"という表現がふさわしい一戦だった。
立ち上がりからチームの持ち味の強度の高さで、好守で相手を上回った。攻撃では最前線の大黒柱である大迫勇也がキープ力を発揮し、武藤嘉紀は鋭い突破で相手ディフェンスを翻弄。汰木も再三、良いクロスを入れた。さらに、井出遥也の飛び出しも効果的だった。
守っては、山口蛍と齊藤未月が相手の攻撃の芽を摘み、最後方では山川哲史とマテウス・トゥーレルが強さを発揮。相手のキーマンのユンカーをトゥーレル、マテウスは齊藤が封じるシーンが目立った。
それでも、2点リードから、隙を突かれる形で1点を奪われると、90+6分に齊藤が2枚目のイエローカードで退場した直後に追いつかれてしまう。
試合後に吉田孝行監督は、当初5分表示だったアディショナルタイムについての審判との行き違いを明かして、同点弾前に押し込まれたのは数的不利のためにプレスに行けなかったと振り返った。齊藤は出色の出来だっただけに、あまりにも痛い退場劇だった。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【PHOTO】命ある限り神戸を愛したい。アウェー名古屋も超満員!大迫力の後押しを送り続けたヴィッセル神戸サポーター!
【PHOTO】スタジアムを華やかに彩るヴィッセルセレイアを特集!
【PHOTO】名古屋の出場16選手&監督の採点・寸評。ミスが目立った藤井だが同点弾で評価アップ。長澤はチームを復活させた
敵地で3位の名古屋と打ち合った末に引き分け、首位をキープ。結果だけ文字にすれば満足感が出そうだが、勝点"1を得た"よりも、3から"2を失った"という表現がふさわしい一戦だった。
立ち上がりからチームの持ち味の強度の高さで、好守で相手を上回った。攻撃では最前線の大黒柱である大迫勇也がキープ力を発揮し、武藤嘉紀は鋭い突破で相手ディフェンスを翻弄。汰木も再三、良いクロスを入れた。さらに、井出遥也の飛び出しも効果的だった。
守っては、山口蛍と齊藤未月が相手の攻撃の芽を摘み、最後方では山川哲史とマテウス・トゥーレルが強さを発揮。相手のキーマンのユンカーをトゥーレル、マテウスは齊藤が封じるシーンが目立った。
それでも、2点リードから、隙を突かれる形で1点を奪われると、90+6分に齊藤が2枚目のイエローカードで退場した直後に追いつかれてしまう。
試合後に吉田孝行監督は、当初5分表示だったアディショナルタイムについての審判との行き違いを明かして、同点弾前に押し込まれたのは数的不利のためにプレスに行けなかったと振り返った。齊藤は出色の出来だっただけに、あまりにも痛い退場劇だった。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【PHOTO】命ある限り神戸を愛したい。アウェー名古屋も超満員!大迫力の後押しを送り続けたヴィッセル神戸サポーター!
【PHOTO】スタジアムを華やかに彩るヴィッセルセレイアを特集!
【PHOTO】名古屋の出場16選手&監督の採点・寸評。ミスが目立った藤井だが同点弾で評価アップ。長澤はチームを復活させた