古巣のスーパースターへ、怒りを露わにした。

　５月２日、フランスメディア『RMC Sports』は、パリ・サンジェルマンが、無断でサウジアラビアへ旅行をしたリオネル・メッシに対し、「２週間の活動停止処分を下した」と伝えた。試合だけでなくトレーニングへの参加も許されず、その間の給料を支払われないという。

　これを受けて、メッシを辛辣に批判したのが、パリSGのOBであるジェローム・ロテン氏だ。『RMC Sports』によれば、「問題でなり、容認できない」と非難した。

「彼には優先事項があり、彼の態度で見れば、それが PSG ではないことを我々はよく知っている。だからPSGは最終的に正しい決定を下した。それがやるべきことだった。でないと、一部のプレーヤーが、クラブよりも上にあると感じるようになるだろう。 テーブルに拳を叩きつけるのが正しい解決策かもしれない」
 

　元フランス代表のアタッカーは「これは終わりへの第一歩だ。いずれにせよ大失敗だった。メッシがPSGにいるというイメージは素晴らしかったと言う人もいるだろう。 しかし今日まで、メッシが PSG を正しいかたちで代表したことはなかった」とバッサリ。こう批判を続けている。

「唯一の満足したのは、彼がサインのためにル・ブルジェに到着した日だった。そうでなければ、最初から最後まで惨事だ。このような結果になるとはさらにひどい」

　今シーズン限りで契約が切れるメッシは、パリSGと決別するのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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