ナポリが33年ぶり３度目のスクデットを前に足踏みだ。ホームでのサレルニターナとのカンパーニャ・ダービーで１－１のドロー。勝てば優勝が決まる一戦で、あと１点が奪えなかった。

　サレルニターナの約５倍となる25本のシュートを放ちながら、決めたゴールは１点だけ。FWヴィクター・オシメーンやFWフビチャ・クバラツヘリアを擁する強力攻撃陣の前に立ちはだかったのは、サレルニターナの守護神ギジェルモ・オチョアだった。

　１月の移籍市場でサレルニターナに加入したオチョアは、ここまで15試合に出場して数々のビッグセーブを披露。この一戦でもナポリのシュートを何度も止めた。
 

　セリエA公式YouTubeが配信したナポリ対サレルニターナのハイライト動画には、オチョアの活躍を褒め称えるコメントが溢れている。

「ワールドカップモードだった」
「何てセーブだ」
「ビッグクラブに移籍できる」
「ワールドクラスだ」
「過少評価されてる」
「最高のキーパーだ」

　また、試合後のインタビューでオチョアはこのようなコメントを残している。

「難しい試合になることは分かっていた。素晴らしいシーズンをおくっているナポリには申し訳ないが、自分たちにとって満足できる結果になった。引き分けに値する試合だったね」

　サレルニターナに優勝を阻まれたナポリは、現地時間５月４日にアウェーでウディネーゼと対戦。この一戦に勝つか引き分け、または前日３日に２位ラツィオが負ければ、33年ぶりの優勝が決まる（※５月１日時点でナポリの試合日時が変更される可能性がある）。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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