チェルシーのある熱狂的なファンが話題を呼んでいる。モデル、女優として活動しているロシア国籍のマリア・リーマン（29）さんだ。

　ドイツ紙『ビルト』などによると、110万人超のフォロワーを抱えるインフルエンサーのマリアさんは4月26日、ブレントフォードを本拠地に迎えたチェルシーの試合（プレミアリーグ33節）を生観戦。そこでスタジアムの警備員から次のように指摘されたという。

「胸を隠してくれ」

　どうやら抜群のプロポーションを覆い隠すには、どうにも心許ない服装を注意されてしまったようだ。これに不満を覚えたのか。マリアさんはインスタグラムのストーリーズ機能でこう主張した。
 

「私は目一杯に（チェルシーを）サポートしたわ。なのに写真を撮った後、警備員からジャケットのジッパーを閉めてと言われたの」

　SNSを中心に、日本でも話題になることが少なくないスポーツ観戦時のファッション。警備員による指摘の真意は定かではないが、そこに「TPOをわきまえてほしい」思いが込められていたことは想像に難くない。一方で、ダイバーシティ（多様性）が重視されるのも現代社会。はたして、スポーツ観戦に相応しい服装は…。

　ちなみに、マリアさんの「目一杯のサポート」も虚しく、チェルシーはブレントフォードに0-2の敗戦。フランク・ランパード暫定監督の着任後、公式戦5連敗となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】これはアウト？露出度の高いファッションで観戦するマリアさん