三笘薫が所属するブライトンが、早くも新シーズンに向けた補強を完了させそうだ。

　現地時間５月１日、移籍市場のエキスパートとして知られる『SKY ITALIA』のファブリツィオ・ロマーノ記者が、自身のツイッターで次のように報じた。

「ジョアン・ペドロがブライトンの新しい選手として正式に発表される日が近づいています。すべての書類が署名され、メディカルチェックも完了したので、間もなく発表されます。ワトフォードに3000万ポンド（約51億3000万円）が支払われ、長期契約が調印されました。彼は７月１日からブライトンに加入します」

　現在21歳のジョアン・ペドロは、ワトフォード（イングランド２部）に所属するブラジル人アタッカー。今シーズンはイングランド２部リーグでここまで11ゴール・４アシストの活躍を見せている注目の逸材で、ブライトンは3000万ポンドの高額投資を決断したようだ。
 

　ジョアン・ペドロは、セカンドトップやトップ下が主戦場なものの、CF、そして左ウイングにも対応する万能型FW。ブライトンの基本システムである４－２－３－１で考えると、トップ下、CF、そして左ウイングでの起用が想定される。

　来シーズンに向けてブライトンは、トップ下兼セントラルMFのアレクシス・マク・アリステルの退団が濃厚で、さらに左ウイングの三笘にも引き抜きの噂が絶えない。ジョアン・ペドロがいずれかの後釜として計算されている可能性は十分にある。

「選手の発掘→育成→売却」をクラブフィロソフィーとするブライトンの首脳陣が、今夏の移籍市場でどんな振る舞いを見せるのか。要注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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