現地時間４月30日に開催されたプレミアリーグ第34節で、２位のマンチェスター・シティはアウェーでフルアムと対戦した。

　シティは、開始早々の３分にアーリング・ハーランドのPKで先制に成功する。その後、15分に同点に追いつかれたものの、36分にはフリアン・アルバレスが見事なミドルを突き刺して勝ち越しゴールをゲット。２－１で勝利を飾った。

　クラブの公式サイトによると、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「ピッチが乾いていたので、リズムを取るのが難しかったが、自分たちの勢いを見つけることができた。これまでとの大きな違いは、きちんと守備ができたこと。少し苦しんだが、それは想定内だった」と試合を振り返った。
 

　シティは、アーセナルより試合消化が少ないながら、勝点１ポイント差でライバルを抜いて、首位に浮上。それでも指揮官は「唯一の心配は、どうやって回復するかということだ」と懸念する。

「アーセナルには、残されたすべての試合に勝つ力がある。まずはウェストハム戦に備えて、多くの時間をプレーした選手たちを回復させることが重要だ。そのあとはリーズ戦もある。リーグ戦では残り６試合、勝てるように全力を尽くす」

　ここからリーグ戦やFAカップ決勝、チャンピオンズリーグ準決勝のレアル・マドリー戦など厳しい連戦となるシティ。正念場を乗り越え、３つのタイトルを獲得できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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