現地時間４月28日に開催されたラ・リーガの第32節で、久保建英が所属する４位のレアル・ソシエダが８位のオサスナと敵地で対戦した。

　スコアレスドローで終わったベティス戦から中２日という過密スケジュールのなか、その大一番でフル出場を果たした久保は２試合ぶりにベンチスタートとなった。

　セルロトやオジャルサバルもスタメンから外したソシエダは６分、シルバから絶妙のパスを受けたバレネチェアのクロスが敵GKエレーラのオウンゴールを誘発。幸先よく先制に成功する。
 

　その後はなかなか追加点を奪えないソシエダは、後半頭からショに代わってオジャルサバル、63分にはバレネチェアとカルロス・フェルナンデスを下げて久保とセルロトを投入。久保は右ウイングに入る。

　すると67分、セルロトが右サイドを突破し、中央にクロス。オジャルサバルが合わせるも、GKに当たったボールはバーに嫌われる。その３分後のセルロトのシュートもポストに直撃してチャンスを逃す。

　久保も負けていない。83分に縦に仕掛けて、敵の左SBサンチェスのイエローカードを誘発すれば、88分にもドリブルで仕掛けてシュートを放つ。

　迎えた90分、エリア内でボール受けた久保がワントラップから左足を一閃。相手DFの股を抜く絶妙のシュートで追加点を奪ってみせた。

　日本代表MFの今季７点目で試合を決めたソシエダが２－０で２試合ぶりの勝利。久保は途中出場ながらマン・オブ・ザ・マッチに選出されている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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