今年１月に現役を引退した元日本代表FWのハーフナー・マイク氏が、鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルにゲスト出演。2014年のブラジル・ワールドカップでメンバー落選時の裏話を語った。

　ハーフナー氏は2012-13シーズン、フィテッセでオランダリーグ日本人過去最多となる11得点を記録。翌年も10ゴールを挙げ、２シーズン連続で二桁得点を達成するなど活躍し、日本代表にもコンスタントに招集されていた。

　しかし、2014年のブラジルW杯でメンバーから落選。発表を聞いた当時をこう振り返った。

「オランダでシーズンが終わって、まだチームの練習があった。その最後の練習の前日にメンバー発表があって、『入らなかったんだ』と。そこで、すごいお酒を飲み始めて、チームの最後の練習に行かなかったんです」
 

　携帯の充電が切れておりアラームが鳴らず、昼に起きて携帯の電源を入れてみると、心配したチームメイトたちから多くの着信が入っていたという。

「すぐに監督に電話をして『申し訳ない』と謝った。その日の夜にチームのシーズンお疲れ様会があって、そこに行ってみんなにも謝りました。メンバーに落選して、酒に溺れてたって説明したらみんな笑ってくれて、『しょうがないよ』みたいな」

　ハーフナー氏は、この2013-14シーズン限りでフィテッセを退団。「当時、チームに有望な若手がいて、そういう子たちに『チャンスは逃すものではない。１回チャンスをモノにしたら最後まで食らいついていかないといけない』と言ってチームを去りました」と明かした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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