ロベルト・デ・ゼルビ監督が就任してからの三笘薫の活躍は目覚ましい。プレミアリーグを代表する"ルーキー"のひとりという評価は、まったく不思議ではないだろう。

『The Football Faithful』は４月27日、今シーズンのプレミアリーグでデビューを飾った選手のベスト10を発表した。三笘はワールドクラスの名選手たちとともに選出されている。

　昨シーズンのベルギーでの武者修行を経て、今季からブライトンでプレーする三笘は、グレアム・ポッター監督の下で終盤投入の武器として起用されていた。だが、ポッターがチェルシーに引き抜かれ、デ・ゼルビが指揮を執るようになってからは、レギュラーとしてチームに欠かせない存在となった。

　プレミアリーグで25試合出場の７得点・５アシスト、公式戦で33試合出場の10得点・７アシストという数字は見事だ。The Football Faithfulは、「SBと１対１になった時は爽快で、DFを置き去りにする力から、今季絶対に見るべき選手だ」と、三笘に賛辞を寄せている。

「プレミアリーグにおける日本人記録となる７ゴールと４アシストを記録。ブライトンはこの夏、彼の獲得を求める列ができるのを待つことになるかもしれない」

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　同メディアが選出したリストには、マンチェスター・シティのアーリング・ハーランドや、マンチェスター・ユナイテッドのカゼミーロといったビッグネームも含まれている。そこに日本代表アタッカーの名前があるのは快挙と言っていいだろう。

　The Football Faithfulによる今季のプレミアリーグ"ベストルーキー"

ウィリアム・サリバ（アーセナル）
ブバカール・カマラ（アストン・ビラ）
三笘薫（ブライトン）
ジョアン・パリーニャ（フルアム）
コディ・ガクポ（リバプール）
マヌエル・アカンジ（マンチェスター・シティ）
アーリング・ハーランド（マンチェスター・シティ）
カゼミーロ（マンチェスター・ユナイテッド）
リサンドロ・マルティネス（マンチェスター・ユナイテッド）
アレクサンデル・イサク（ニューカッスル）

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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