「半分ぐらいしか活かし切れていない」城彰二&播戸竜二が上田綺世のポストプレーをバッサリ!改善策も提示「意識しながら練習すれば…」

2023年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「重心がもう少し下がるだけで、全然違うプレイヤーになる」

城氏と播戸氏は上田(写真)の課題で意見が一致した。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネルを更新。上田綺世のポストプレーについて、ゲスト出演した播戸竜二氏と語り合った。

 城氏は、現在の森保ジャパンは「両サイドを活かしたい。伊東(純也)と三笘(薫)。あと2列目を活かしたいところだと、絶対的なキープできるフォワードがいないと、機能していかないし、対策される」と分析する。

 そのなかで、1トップ候補の上田について「ジャンプ力とか身体能力が凄い」と言うと、播戸氏も「すーごい」と大きくうなずいて同意する。ただ、城氏は「持っている潜在能力は凄い。だけど、それを半分ぐらいしか活かし切れていないと思う」とバッサリ。その理由を、こう挙げる。

「身体も強いし、ポストプレーもやろうとするんだけど、結局、すごく立っている姿勢。だから、(ボールを)受けると距離感も出なくなるし、そうなると潰されちゃう。あれだけ強くても。だけど、重心がもう少し下がるだけで、全然違うプレイヤーになる」
 
「分かるわー」と言いながら聞いていた播戸氏は、自身の経験から半身で腕を使って相手を抑えるプレーの重要性を、身振り手振りを交えて語りつつ、上田のボールを止める位置が近いと解説する。

 これに同意した城氏は、世界レベルでは身体能力だけでは難しいとして、「上手く半身になって、外で止めるとか。というのを意識しながら練習すれば、伸びるかもしれない」と提案した。

 また、2人は、上田が器用で、裏抜けも上手く、両足でシュートを打てると評価。城氏は「いろんなことができ過ぎているのもあると思う」と指摘した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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